中国高速鉄道、乗車券ないのに乗り込んだ客のせいで発車できず=実はあちこちで同じことが起きていた!―中国メディア

Record China    2018年10月11日(木) 8時40分

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10日、央視網は、国慶節の連休のUターンラッシュで中国の高速鉄道に乗車券を持たない乗客が多数乗り込んだために発車できなくなった騒動を挙げ、「類似の事件があちこちで起きていた」と報じた。資料写真。

2018年10月10日、央視網は、国慶節(建国記念日)の連休のUターンラッシュで中国の高速鉄道に乗車券を持たない乗客が多数乗り込んだために発車できなくなった騒動を挙げ、「類似の事件があちこちで起きていた」と報じた。

7日、貴州省の貴陽東駅から北京西駅に向かう高速鉄道G402「復興号」が鄭州市東駅に到着した際、乗車券を持たずに乗り込む人が続出。定員オーバーで運行ができなくなった。乗務員が乗車券のない人は降りるよう促すも客らは無視。記事によると、多くの人が短い区間の乗車券しか持っておらず、とりあえず乗車して後で追加料金を支払えばいいと考えていたという。

中国科技網などによると、「復興号」は一定以上の重量超過で警報装置が作動し運行できなくなるが、「和諧号」にはこの装置はついていない。乗務員が後続の「和諧号」への乗り換えを促すと、一部の乗客は理解を示し下車。残った乗客らは各車両にばらけ、ようやく運行が再開された。しかし、その後に止まった駅でも乗車する人がいたため、乗務員は改めて乗車券のない客に下車を求めたという。

記事によると、類似の騒動はあちこちで起きていた。福建省の三明北駅から北京へ向かうZ72列車では、定員オーバーにより正規の乗車券を持っている人が乗車できなくなった。上海虹橋駅から北京南駅へ向かうG108列車でも、定員オーバーにより乗務員が乗車券を持たない客に下車を促す騒動があったという。(翻訳・編集/北田

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