2012年10月2日、中国の人気俳優チェン・クン（陳坤）と香港の女優カリーナ・ラウ（劉嘉玲）が、映画「過界」で初共演している。文匯報が伝えた。

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香港で撮影中の映画「過界」は、中国のイケメン俳優チェン・クンと、香港のベテラン女優カリーナ・ラウが主演。ツイ・ハーク（徐克）監督の妻で、著名映画プロデューサーのシー・ナンスン（施南生）、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督作品を手がける人気カメラマンのクリストファー・ドイルもスタッフに顔をそろえている。

女主人と運転手という近くて遠い微妙な関係を演じる主演の2人。チェン・クンと初共演のカリーナは、彼の落ち着いた表情や雰囲気が、香港を代表する俳優だったレスリー・チャン（張国栄）に似ていると大絶賛。演じている間にも、思わずレスリーが被る瞬間があるという。

とは言え、チェン・クンがレスリーと決定的に違う点があり、「彼は内面がとっても強い」とも分析している。チェン・クン自身も、大事な場面でもプレッシャーを感じないような「図太さがある」と自分を語っている。カリーナは自身の夫で人気俳優のトニー・レオン（梁朝偉）とチェン・クンを並べて、「どっちが魅力的？」と聞かれ、「2人はタイプが違うの」とうまくかわしていた。（翻訳・編集/Mathilda）