Record China 2007年3月16日(金) 12時31分
拡大
2007年3月15日、上海市民政局殯葬管理所・呂春玲所長は、「数年内に上海市内の墓地用地が不足する」と発表し、今後、土地や費用の節約になる海葬を促す方針を打ち出した。海葬を選択した遺族への、補助金も高くするとのこと。
(1 / 4 枚)
2007年3月15日、上海市民政局殯葬管理所の呂春玲(ルー・チュンリン)所長は、「上海市の墓地用地の広さは330万平方メートルで、2004年までにその60%が使用されている」と述べ、「数年内に上海市内の墓地用地が無くなってしまう」と発言した。続けて、土地資源の節約になる海葬を考慮に入れることを市民に促し、海葬を選択した場合の市の補助金を、高く設定することを明らかにした。現時点では海葬希望者の遺族には、即日400元(6000円)の補助金が支払われているが、この基準額は今後高い金額が見込めるとのことだ。
【その他の写真】
呂所長は、「海葬にすると、1人あたり墓地1平方メートルの土地が節約できる。また、葬儀の費用も5万元(約75万円)の節約になる。上海市政府は、本格的に海葬を広めていきたい」という今後の方針を明らかにした。(編集・饒波貴子)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る