この精神があったから日本はノーベル賞を受賞できた!?大阪の会社の一風変わった「表彰」が中国で話題に

Record China    2018年10月6日(土) 10時20分

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4日、中国版ツイッター・微博の複数のアカウントが、日本のある会社で取り入れられている「大失敗賞」を紹介し、中国のネットユーザーの間で話題となっている。

2018年10月4日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、複数のアカウントが日本のある会社で取り入れられている「大失敗賞」を紹介し、中国のネットユーザーの間で話題となっている。

あるアカウントは、この賞について紹介している動画を転載。この賞は、大阪の太陽パーツ株式会社が行っているもので、社員が自社ブランドの商品化事業に失敗し、会社に大きな損害を与えた際、「失敗なくして成功なし」と社員の挑戦する勇気を鼓舞するために始めたものだという。この「大失敗賞」は中国国営の新華社も3日付の記事で紹介している。

これに対し中国のネットユーザーからは「もし私の会社でこの賞があったら、(自分は)ギネス記録に載るくらい毎回表彰されちゃいそう」「そもそもこんな賞がある会社がすごい」「素晴らしい!人生は失敗しても何度も挑戦するものだ」「失敗こそが成功の母」といったコメントが見られた。

一方で、「これは『恥ずかしいで賞』だろ~」「ある意味、『次はないぞ』という意味では?」という声や、「本来『表彰』というのは努力して良い結果を出した人がもらうべきで、それによって周りに刺激を与えるものでは?」という疑問の声も上がっている。

さらに、「日本は失敗を恐れなかったからこそ、過去18年の間に18人がノーベル賞を獲得している。中国にもこういう賞があるべきだ」という意見もあり、中国でさまざまな議論が起きているようだ。(翻訳・編集/和田)

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