中国初の国産空母は2015年に完成予定―ロシア機関

Record China    2012年9月28日(金) 5時0分

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25日、中国初の空母「ワリャーグ」が艦名を「遼寧」として正式に配備されたが、国産空母は2015年に完成する計画だという。写真はハルビンで開催された空母設計コンテスト。

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2012年9月25日、中国初の空母「ワリャーグ」が艦名を「遼寧」として正式に配備されたが、ロシアの世界武器貿易分析センターは国産空母は2015年に完成予定だと指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。

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ワリャーグは1980年代にウクライナの黒海造船所で起工されたが、1992年に資金不足により工事が中断。1994年に建造が放棄されたが、2000年に未完成のままだったワリャーグを2000万ドル(約16億円)でマカオの企業が購入。当初は改装して海上カジノとして使用するとの名目で中国に回航され、2002年には大連港に入港し、係留されたままとなっていたが、その後、訓練用の空母として修復と改装が行われ、このほど「遼寧」として正式に配備されることとなった。

中国で空母計画がスタートしてすでに20年余り。中国は「遼寧」で技術と経験を蓄積し、国産空母の開発も計画している。関係者によれば、当初の計画では排水量5万〜6万トンの通常動力空母を2015年に完成させ、さらに6万5000トンクラスの原子力空母を2020年に進水させる計画となっている。

また、将来的には中国海軍は4つの空母部隊を南シナ海と東シナ海に配備することを計画しているという。(翻訳・編集/岡田)

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