<尖閣問題>日本は苦痛を感じなければ譲歩しない=釣魚島防衛は持久戦になる―中国紙

Record China    2012年9月26日(水) 14時15分

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25日、環球時報は記事「釣魚島防衛は持久戦を戦わなければならない=速戦では目的は達せられない」を掲載した。写真はメガネに写るニューヨーク・タイムズ紙掲載の尖閣意見広告。

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2012年9月25日、環球時報は記事「釣魚島防衛は持久戦を戦わなければならない=速戦では目的は達せられない」を掲載した。

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24日、日本の河相周夫外務次官が中国を訪問、中国外交部の張志軍(ジャン・ジージュン)筆頭次官と会談した。もっとも日中両国ともに相手が譲歩するとは考えていない。日本が譲歩するにしても、中国が長期に渡る圧力をかけ、日本が苦痛を感じた後になるだろう。

日本は尖閣を国有化しておきながら対中友好を望む態度を見せるという硬軟織り交ぜた戦術を示している。一方、中国は闘争戦略は微調整が難しい。というのも中国の世論は通常は対外闘争に参加することはないが、ひとたび愛国心に火が着けば過激化してしまう。その意味で世論が政府に与える影響力はは日本や欧米以上だ。しかも対外闘争における政府と世論の暗黙の連携もまだ成熟化していない。

今、中国社会は社会転換、国家台頭のきわめて重要な段階にある。こうした時期に長期にわたり日本に圧力を加えつつ、社会の安定を保てるのか不安に思う者もいる。両者の関係を誤れば、中国社会は早晩、「内乱」に陥るだろう。

釣魚島防衛は地道な持久戦となる。急いでも目的は解決しない。中国世論の決意は十分だが、領土を取り戻すには忍耐心はまだ足りていない。(翻訳・編集/KT)

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