Record China 2012年9月20日(木) 20時6分
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19日、湖北省武漢市で今月13日に19人の犠牲者を出したエレベーター落下事故で、現場で同事故を目撃した作業員は会社の指示により故郷に帰されたという。
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2012年9月19日、新民周刊によると、湖北省武漢市で建設中の高層マンション・東湖景園で今月13日、作業用エレベーターが地上30階の高さから落下し、作業員19人が死亡した事故で、現場で同事故を目撃した作業員が会社の指示により帰郷させられていたことが分かった。
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作業用エレベーターは上昇中に一度30階に停止した後、突如制御不能に陥り再び上昇。最上層の34階天井に激突して地上に落下した。このエレベーターに乗っていた19人全員が死亡。落下時に外に投げ出された6人の身元は判定できたが、エレベーター内に残された13人の遺体は損傷が激しかったため、DNA鑑定が求められた。事故発生直後の惨状をメディアに語った作業員はすぐに現場から退去させられたが、その他の目撃者たちも半強制的に故郷へ戻されたという。
事故原因については、エレベーターの使用期限切れや定員超過が取り沙汰されていたが、エレベーターを取り付けた会社は「今年設置したばかりで定期点検もクリア済み。来年まで使用可能だった」と説明。設置登録証の使用期限が過ぎていた点については、「新しい設置登録証に張り替えていなかっただけ」と釈明した。定員超過についても、専門家は「同型のエレベーターには12人乗りと24人乗りの2種類があり、もし12人乗りに19人と資材が乗り込めば、ただちに警告ブザーが鳴り、エレベーターは稼働しないはずだ」と指摘している。
事故を起こしたエレベーターについては、当日異常に大きな音を立てて動いていたとの証言や、日頃からエレベーターの開閉に問題があったとの証言もあり、武漢市当局は事故との関連性を詳しく調べている。(翻訳・編集/本郷)
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