Record China 2018年9月26日(水) 7時20分
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24日、韓国・デジタルタイムズによると、韓国のインターネット速度が世界30位に下落した。資料写真。
2018年9月24日、韓国・デジタルタイムズによると、韓国のインターネット速度が世界30位に下落した。
英国の広帯域通信・モバイルサービス・テレビ・携帯電話の比較サイト「ケーブル」は、昨年6月から今年5月まで米シンクタンク「New America」のオープンテクノロジー研究所、Googleのオープンソースリサーチ、プリンストン大のPlanetLabと共に主要200カ国の広帯域通信速度を1億6300万回以上テストした結果をまとめた報告書「世界広帯域通信(ブロードバンド)速度リーグ2018」を発表した。
1位は2年連続でシンガポール(平均ダウンロード速度60.39Mbps)だった。2位はスウェーデン、3位はデンマーク、4位はノルウェー、5位には13ランクアップしたルーマニアがランクインした。日本は昨年と同じ12位を記録したが、台湾と香港は14位と19位でそれぞれ11ランク、10ランク下落。韓国も昨年の16位から14ランク下がって30位となった。韓国の平均速度は20.63Mbpsで、昨年(22.9Mbps)より22.7Mbps遅くなり順位が大きくダウン。5GB高画質(HD)映画をダウンロードするのに通常33分6秒かかると調査された。そのほか米国は1ランク上がって20位、マダガスカルは67ランクも上がった22位を記録したという。
同社は「上位25カ国の速度が平均28.9%上がった一方、下位25カ国は平均7.4%上昇するにとどまった」とし、格差が徐々に広がっていると分析した。
これに対し、韓国情報化振興院関係者は「韓国通信会社のネットダウンロード速度は80~90Mbpsが提供されているが、映画提供会社など付加サービス業者らがサーバーの容量を考慮して速度を制限している」と説明し、研究結果について「純粋にネット速度を比較するものではなく、付加サービス事業者の提供速度を比較したもの」と指摘した。
この結果を見た韓国のネットユーザーからは「え?。韓国が1位じゃないの?」「ネットの速さは我が国唯一の自慢だったのに」「文政権になって国が後退した」「文大統領が経済もネット速度も北朝鮮に合わせて速度調節しているから」「じきに経済も世界30位に下落する」「いくらネットが速くても、コンテンツ提供業者が伝送速度を制限したら何の意味もなく、ネット強国とは言えない」などと落胆する声が上がっている。
一方で「日本のネットは遅過ぎていらいらするのに12位?。信頼できない調査」「外国に行ったことのある人なら分かる。韓国のネットは本当に速いよ」と主張する声や、「速度は満足しているから価格を下げてほしい」との意見も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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