エレベーター落下事故―遼寧省大連市

Record China    2007年3月13日(火) 23時30分

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2007年3月12日午後、遼寧省大連市・中山区世貿ビルのエレベーターが故障し、3階から1階に落下する事故が発生した。エレベーターには24名が乗車しており、この事故で19名が負傷し病院に運ばれた。重傷者は5名。

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2007年3月12日午後、遼寧省大連市・中山区の世貿ビルの4号エレベーターが突然故障。3階から1階に落下する2007年3月12日午後、遼寧省大連市・中山区の世貿ビルの4号エレベーターが突然故障。3階から1階に落下する事故が発生した。このエレベーターには24名の利用者が乗っており、そのうち1名は妊婦だった。事故後、負傷者は全員、大連大学付属中山医院に運ばれた。

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病院関係者の話によると、現在19名の負傷者の治療にあたっており、うち5名が脊椎・腰椎・胸椎損傷などの重傷を負っているが、命に別状はないという。他10数名は軽傷。事故に巻き込まれた妊婦は現在入院中で、母胎と胎児の状態を観察中とのこと。

事故の原因については現在警察が調査中だが、エレベーター点検会社は、負傷者の医療費を負担することを表明した。このエレベーターは、韓国の大企業LGグループの韓国LG社とアメリカOTIS-LG社の中国事業部門「大連シグマエレベーター社製」ということが判明。この大連シグマエレベーター社製のエレベーターは、過去に天安門・外交部のオフィスビルなどでも採用された実績もあった。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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