Record China 2018年9月21日(金) 1時0分
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山東省泰安市泰山区に住む女性の鄭さんは、宅配料理店から届いたスープ料理を食べていた。半分ほど食べたところで、茶色い虫が浮いているのに気づいた(写真)。
山東省泰安市泰山区に住む女性の鄭さんは、宅配料理店から届いた麻辣燙(マーラータン)を食べていた。麻辣燙とはもとは重慶の料理で、辛く味付けしたスープに野菜や肉などの具材を入れた料理だ。スパイスなどによる香ばしさも特徴だ。半分ほども食べただろうか。スープの表面に何やら茶色いものが浮いてきた。何だろう。よく見ると、虫だった。
料理が到着したのは17日午前11時45分ごろ。割り引きを利用して、料金は15.9元(約260円)だった。鄭さんはまず、別容器で添えられたしびれる味の麻油(マーヨウ)、辛みを出すラー油も追加してかきまぜた。その時には異常を感じなかったという。
半分ほども食べただろうか。スプーンでさらにすくって、口に入れた。その時、スープの表面に何やら茶色いものが浮いてきたことに気づいた。何だろう。よく見ると虫だった。鄭さんは思わず、口の中のものを容器に吐きもどした。
山東省メディアの斉魯晩報によると、鄭さんは普段は料理の宅配は利用しておらず、その店もたまたま選んだだけという。かなり有名なチェーン店で、鄭さんは「衛生レベルがこんなに低いとは思わなかった」と述べたという。
鄭さんがネットを利用して連絡したところ、代金全額と補償金が支払われたという。しかし鄭さんは納得していない。「補償額は重要でない」との考えで、「(ネットを利用して)宅配料理に関連するコメントを見たら、(自分以外にも)虫が入っていたという投稿がありました。当局にはしっかり検査してもらいたい」と述べたという。
斉魯晩報記者は、鄭さんに「虫入り料理」を届けた店に事情を聞いた。従業員のひとりは、鄭さんはチェーンのプラットフォームを利用して抗議したので、店はまだ連絡を受けていないと説明。虫が入った件については「前にもありましたが、お客様から(店に)電話があれば、代金を返却するか、または作り直しします」と述べたという。
斉魯晩報によると泰山区食品薬品監督管理局の関係者は同件について、「宅配料理に虫が入っていた場合、経緯について特定することができない。ただ、(管理局のホットラインの)12331に電話で連絡してもらえれば、受理後に管理局係官がすぐに調査をして、連絡した人に結果を説明する」と説明した。(翻訳・編集/如月隼人)
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