中国旅行でもう汚い和式便器を恐れる必要はない―香港メディア

Record China    2018年9月19日(水) 5時50分

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18日、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、「中国旅行でもう汚いしゃがむタイプの便器を恐れる必要はない」とする記事を掲載した。写真は中国の公衆トイレ。

2018年9月18日、中国メディアの環球網によると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストはこのほど、「中国旅行でもう汚いしゃがむタイプの便器を恐れる必要はない」とする記事を掲載した。以下はその概要。

中国で「トイレ革命」がスタートしてからの3年余りで、全国の観光地に数万もの公衆トイレが新設または改装された。当局は、公衆衛生を向上させ国際的な評判を高めようと努力しているが、今後数年間にさらに多くの公衆トイレを新設・改装しなければならない。

中国の当局者は「トイレは文明のバロメーターであり、ひどいトイレが国のイメージを汚している」と述べている。海外からの訪問者は長い間、中国の特に農村部の、維持・管理が不十分で、原始的な「露天」のトイレに不満を口にしてきた。中国の旅行者も、国内の観光地の臭いが空まで立ちこめるようなトイレを非難してきた。

中国は2015年以来、全国の観光地に約6万8000のトイレを新設または改装した。昨年末に発表された計画によると、2018年から20年までにさらに6万4000の新設が予定されている。北京や海口、太原など観光客に人気のある都市では、銀行ATMやスナックの自動販売機、Wi-Fi、携帯電話の充電機器、電気自動車の充電スタンドまで完備された公衆トイレが建設されている。障害者や高齢者、子ども連れの大人のために広めで男女兼用の個室まで拡張されているところもある。

一方で、当局者は、新しい施設にあまりにも多くの金をつぎ込まないよう警告されている。今年初め、ある貧困村が20万元(約320万円)以上の大金をつぎ込み、人々の需要とはかけ離れた豪華な公衆トイレを建設したとして、メディアから批判を浴びるということがあった。(翻訳・編集/柳川)

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