台湾はシャープを救えるか?鴻海が絶対に譲れない3つのポイント―中国メディア

Record China    2012年9月9日(日) 15時28分

拡大

5日、中国新聞網は記事「鴻海・シャープの協力、郭台銘の失敗できない3つの圧力」を掲載した。写真は8月、フォックスコン鄭州工場2周年式典に参加した郭会長。

(1 / 5 枚)

2012年9月5日、中国新聞網は記事「鴻海・シャープの協力、郭台銘の失敗できない3つの圧力」を掲載した。

その他の写真

経営危機に苦しむシャープ。その中で浮上したのが台湾の電子機器OEM大手・鴻海精密工業との提携だった。しかし交渉は順調には進んでいない。8月30日には鴻海の郭台銘(グオ・タイミン)会長は突然、シャープの奥田隆司社長との会談をキャンセル。日本では「ワンマン救世主」と批判する声も高まっている。

一方で、郭会長にもシャープとの提携を絶対に失敗できない理由があるという。台湾誌・天下は「郭会長の3つのプレッシャー」を取り上げている。第一のプレッシャーは「単なる出資者にはなりたくない」。シャープ側は資本協力だけを求めているが、鴻海は経営にも参画して共同で世界事業を展開したいと考えている。

第二のプレッシャーは「台湾と日本の協力のシンボル」であること。今回の提携案はすでに企業間の協力という枠組みを超えた、台湾と日本全体の提携のシンボルとなっている。第三のプレッシャーは「工場だけではなく技術も求めていること」。

提携の先行きについては厳しい見方も少なくないなか、郭会長はこの3つのポイントをクリアすることを求めているという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携