尖閣問題で来日拒否?「バイオハザードV」のリー・ビンビン、マネジャーが過激発言―中国

Record China    2012年9月5日(水) 17時52分

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4日、米映画「バイオハザードV リトリビューション」に出演している中国の女優リー・ビンビンが、尖閣問題を理由に東京でのワールドプレミアを欠席したと香港メディアが報じている。写真は「バイオハザード5」のリー・ビンビン。

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2012年9月4日、米映画「バイオハザードV リトリビューション」に出演している中国の女優リー・ビンビン(李冰冰)が、尖閣問題を理由に来日を拒否したと香港メディアが報じている。網易網が伝えた。

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尖閣問題が日中間で敏感な話題になっている中、今月3日に東京で行われた「バイオハザードV」のワールドプレミア。メインキャストの1人を演じる中国人女優のリー・ビンビンが欠席したことについて、香港メディアは、「中国の尖閣領有権を主張するため、訪日を拒否した」と大々的に伝えている。

中国メディアのインタビューに応じた彼女のマネジャーは、「その日は以前から北京での仕事が決まっていた」と欠席理由を説明。しかし、「我々の立場は、政府の主張と同じ。釣魚島尖閣諸島の中国での呼称)は中国のもの。今回の欠席について、政治的な影響があることは否定しない。世界各国で行われる同作のプレミア上映会には行く予定だが、東京だけは出席しない」とコメントした。

彼女のこうした行動については、中国では“快挙”として多くのネットユーザーが支持しているようだ。そんな中、同国の経済ニュースサイト・財訊網は、マネジャーの発言について疑問を投げかける一文を掲載した。「“我々”と述べるマネジャーの発言を見るかぎり、彼女の訪日拒否は彼女個人の意思で決定されたとは考えられない。スタッフをはじめ、背後の人間が力を行使したものだろう」とし、「人気スターの“愛国心”は、どの程度が本物で、さらにどの程度が見せかけだろうか?」と疑問を投げかけた。“政治と文化を混在させてはならない”という考えは、「非常に長くかかるであろう善良な願望だ」と記している。(翻訳・編集/Mathilda

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