野田首相の親書を受け取り、破格の外交対応を見せた中国政府=「大局的視野」と日中政府を評価―中国紙

Record China    2012年9月2日(日) 10時9分

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1日、環球時報は記事「中国、日本首相の親書を受け取る=冷静な対応と外界は評価」は掲載した。日中両国政府はともに事態の拡大を避けるべく冷静な対応を見せている。写真は2011年12月、野田首相の中国訪問。

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2012年9月1日、環球時報は記事「中国、日本首相の親書を受け取る=冷静な対応と外界は評価」は掲載した。

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野田佳彦首相の親書を携えて中国を訪問した山口壮外務副大臣。30日に中国外交部の傅瑩(フー・イン)副部長と会見したが、親書の受け取りは拒否された。30日に帰国する予定だった山口副大臣は滞在日程を延長し中国側の対応を待った。

31日に戴秉国(ダイ・ビングゥオ)国務委員との会談が設定された。席上、中国側も親書を受け取っている。本来、外務副大臣のカウンターパートは副部長に相当する。格上の戴国務委員との会見が組まれたことは異例だとシンガポール華字紙・聯合早報は指摘した。

今年は日中国交正常化40周年という記念の年であり、日中両国はさらに戦略的互恵関係を推進し、尖閣諸島問題に冷静に対応し、両国関係の悪化を避けたいと野田首相の親書はメッセージを伝えている。AP通信は、「中国側が会見を設定し親書受け取りを決定したことから判断すると、日中両国政府は冷静さを保ち大局的視野に立って抑制的に行動しようとしている」と評価した。(翻訳・編集/KT)

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