2012年8月27日、英インディペンデント紙によると、中国で見合いや花嫁探しが一大ビジネスとなっている。テレビでは平均資産1000万ポンド（約12億円）を超える富豪32人の花嫁探しの番組が放送され、すでに2700人もの若い女性が面接に申し込んでいる。環球時報（電子版）が伝えた。

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中国経済は勢いが衰えているものの富豪の数は現在も増加し続けており、胡潤富豪ランキングによれば中国人1300人に1人は資産100万ポンド（約1億2000万円）を超え、資産1000万ポンド（約12億円）を上回る富豪は100万人に上る。

事業拡大にまい進して若い頃に結婚相手が見つけられなかった富豪も多く、そうした富豪たちの花嫁探しを行う企業も現れている。中国企業家単身倶楽部（CECS）は年会費が20万元（約240万円）。登録できるのは30歳以上の独身者で、資産1億元（約12億円）以上か大企業のCEOのみだという。

登録している富豪は花嫁探しに妥協がなく、容姿や教養、性格など非の打ち所のない妻を求めているとCECSの責任者は話す。登録している32歳の男性は「自分の周りには美人は大勢おり、彼女たちのことは好きだが、結婚相手にはならない」とし、「私が求めているのは良い女性であり、良き妻、良き母親になれる人なのです」と話している。（翻訳・編集/岡田）