2012年8月27日、中国の人気女優チャン・ツィイー（章子怡）との熱愛がうわさされる国営局アナウンサーが、騒動が始まって以来初めてコメントを発した。新華網が伝えた。

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中国の国民的女優チャン・ツィイーとの熱愛が伝えられるのは、国営放送・中央電視台（CCTV）の人気司会者でアナウンサーの撒貝寧（サー・ベイニン）氏だ。ツィイーの映画ロケで現場見舞いに訪れたことから熱愛報道に発展し、ツィイーの兄と3人で親しげに談笑するシーンもキャッチされている。一部では、2人がアメリカに新居を購入、結婚秒読みとも言われている。

今年7月下旬から続いている2人の熱愛報道。これまでずっと沈黙を守ってきた撒氏がとうとう、27日付のミニブログで報道について初めて口を開いた。「作り話ばかりで、まるでソープオペラだ」と不快感をあらわにし、報道を否定した。

ミニブログの中で撒氏は、ツィイーの妊娠説やプロポーズのうわさ、CCTV幹部との話し合いがあったなど、一連の報道内容にも遠慮なく触れた上で、「想像力が豊かですね。中国に創造力が無いなんて、今後は誰にも言わせない」と皮肉にコメント。さらに古代の詩を巧妙にアレンジしてメディアを嘲笑した内容に、ネットユーザーからは「さすが北京大学出身の秀才だ」と感嘆の声も上がっている。

今回の騒動で、所属局が彼を番組司会から遠ざけたと伝えられていたが、27日からはメイン司会を務める討論番組「開講［ﾛ拉］」がスタート。本人による否定を経てもなお、くすぶり続ける美女と秀才の恋の行方は、世間の関心を大いに集めている。（翻訳・編集/Mathilda）