2018年9月5日、北京時間は、台風21号の影響で関西国際空港に閉じ込められた中国人旅行客が、どの国の客よりも早く救出されたと伝えた。

記事は、9月4日から5日にかけて、台風21号の影響で関西国際空港に2600人以上の利用客が閉じ込められ、このうちの700人以上が中国人だったと紹介。そのうちの1人である王（ワン）さんは、「他の国の人たちが（救出を）待っている時、大阪の中国総領事館は夜のうちに多くのバスを手配し、5日午前には数百人の中国人を安全な場所まで送り届けた」と語ったという。

総領事館の職員によると、5日午前1時には連絡橋付近で待機していたそうだ。王さんは、「他の国の人たちはバスや船を待って長い行列を作っていたが、中国のパスポートを持つ人はバスに乗っていち早く空港を離れることができた。祖国の強大さや国民に対する思いやりや関心を感じた」と述べている。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国すげえ」「強大な祖国にいいねを送る」「中国人であることを誇らしく思う」「偉大な祖国という後ろ盾で、中国人はなおのこと誇りを持てる。世界のどこへ行っても恐くはない！」など、称賛するコメントが多く寄せられた。

また、「領事館はいい仕事をした」「さすがは大国だ。家が大きければやることも大きい！普段は国に迷惑をかけるべきでないが、問題が起きたら国は頼りになる！」というユーザーや、「中国のパスポートは多くの国へ行けるわけではないが、中国へ必ず帰してくれる」という意見もあり、多くのネットユーザーが中国に対する感謝と称賛の言葉を寄せていた。（翻訳・編集/山中）