スマート端末利用者が1億1000万人に―中国

Record China    2012年8月26日(日) 10時9分

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23日、中国のスマート端末利用者が1億1000万人に上ったことが分かった。写真は中国企業「小米」のスマートフォン。

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2012年8月23日、人民網日本語版によると、21日に開催された2012年第6回モバイルネットワーク国際シンポジウムにおいて、中国工業情報化部の劉利華(リウ・リーホア)副部長は「中国のモバイルネットワーク市場の成熟に伴い、消費者のスマート端末によるネット利用の習慣が形成された」と表明した。2011年の中国のスマートモバイル端末の利用者数は1億1000万人を上回り、このうちスマートフォンによるネット利用率が最も高かった。光明日報が伝えた。

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クラウド上のニューススタンド――。北京国際会議センターでこのほど、中国初のモバイルメディア出版アプリ「雲端読報」が発表され、注目を集めた。記者が無料ダウンロードしたところ、小さな携帯電話に90数種のメディアが収納された。「雲端読報」は光明網と方正移動伝媒が共同開発したモバイルメディア出版プラットフォームで、利用者はいつでもどこでも質の高いニュースを閲覧できる。

劉副部長は「モバイルネットワークは、情報産業の中で発展のペースが最も早く、競争が最も激しい、イノベーションが最も活発な分野の一つとなった。今後の産業競争に向けて、中国はすでに堅固な基礎を築いている。中国の設備製造、ネット運営、端末開発能力は絶えず強化されており、システム、チップ、ソフトなどのサポート能力も向上している」と語った。

また、「モバイルネットワークは情報技術の融合発展による産物だ。モバイルネットワークの健康的な発展には、川上・川下企業の密接な協力と共同推進が必要だ。中国はブロードバンドの回線速度の向上を契機とし、3G、TD−LTEの発展を促し、モバイルブロードバンドのインフラ整備を強化する。また、TD−LTE技術の開発と産業化を加速し、ネット設備・チップ・スマート端末の開発を強化し、産業チェーンの整備を推進する。顧客から情報源に至る各サイクルのネット設備の建設を強化し、ネットワーク設計を改善し、ネットワーク発展のボトルネックを解消し、顧客のネット利用の利便性を高める」と述べた。(編集/TF)

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