Record China 2018年9月5日(水) 9時50分
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4日、華商報によると、陝西省西安市の新設小学校で児童の多くが身体の不調を訴えるトラブルが発生した。
2018年9月4日、華商報によると、陝西省西安市の新設小学校で児童の多くが身体の不調を訴える問題が発生した。
問題が起きたのは、同市の西安交通大学陽光海藍城小学校。この学校の校舎は今年3月に施工し7月に内装が完了。9月の新学期に合わせて開校する予定だったが、8月下旬になっても工事している様子が保護者によって目撃されていた。
8月30日、ある女性が9月に新1年生の娘を連れて学校を訪れたところ、教室から出た際に親子ともにめまいを覚えたという。別の1年生を持つ母親も「1日の放課後に、子どもの目が腫れた」と訴えている。
同紙の記者が、SNS上に設置された同校の環境問題について議論するグループに参加したところ、保護者ら270人がグループに加わっており、1年生10人の保護者が「1日の放課後に子どもがめまい、目の腫れ、咳などの症状を訴えた」と明かした。そのうち3人の児童は鼻血を出し、2人はアレルギー症状を示したという。週明けの3日には、少なくとも33人の児童が学校を欠席したという。
同校の校舎前にある掲示板に掲示されている屋内の環境検査報告には、8月26、27日に実施した検査の結果ベンゼン、揮発性有機化合物、ラドン、ホルムアルデヒド、アンモニアはいずれも民用建築屋内環境汚染基準を満たしたことが記載されていた。
この件について、学校側は3日夜に学級担任を通じて「4日午前に環境検査を再実施し、各クラスの保護者代表3人を招待する。このため4日は休みとし、5日より再び授業を開始する」と連絡している。(翻訳・編集/川尻)
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