Record China 2018年9月2日(日) 23時30分
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1日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、広東省深セン市にある衣服の問屋が軒を連ねる通りが水没し、多くの被害が出たと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2018年9月1日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、広東省深セン市にある衣服の問屋が軒を連ねる通りが水没し、多くの被害が出たと伝えた。
記事によると、深セン市の衣服問屋が軒を連ねる布吉街で、8月29日から30日にかけて記録的な大雨が降り、多くの店が水没して大きな被害が出た。記事は8月31日の布吉街の様子を動画で紹介。ある店の主人は「百万元(約1600万円)以上の被害が出た。一生の苦労が…」と涙ながらに述べている。この主人によると、上流のダムで放流を行ったため、5、6分で一気に水かさが増えたという。そして「放流するなら通知してほしかった」とも述べている。
動画では、あちこちの店で衣服を洗っている人たちの様子も映っているが、「洗っても無駄だ」との声が出ており、「売れるものは売る」と述べている。別の店の主人は「水が1メートル以上の高さになった。こんなことはこれまで起きたことがない」と語っているほか、「ダムを放流したらしいが、よく分からない」とも述べている。
これに対し、中国のネットユーザーから「ダムを放流するのに通知がなかったのか」「確かにすごい雨だったから放流は理解できる。でも事前に通知していればこうはならなかったはずだ」など、通知が徹底していなかったことを非難するコメントが多く寄せられた。
また、「これは自由の範囲。放流したい時に放水する」「口癖のように『人民のために奉仕する』と言っているのにね」というユーザーもいたが、これは明らかに皮肉が込められている。むしろ「これは人災」「政府は人民に対して申し訳が立たないだろう」など、直接批判するコメントも多かった。
ほかには「100万元以上というのはちょっと盛っている気がする」という意見もあったが、「たとえ100元(約1600円)でも庶民に損失を被らせるべきではない」というユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)
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