都市部男性の平均腰囲は76.2センチ、27年で13センチ増=経済成長の弊害?―中国

Record China    2012年8月25日(土) 7時55分

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22日、長江日報の報道で、中国人の腰囲がこの20年あまりで大幅に増大していることがわかった。中国の都市部在住成人男性の平均腰囲は1985年に63.5センチだったものが、現在は76.2センチとなっており、なんと13センチも増えている。

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2012年8月22日、長江日報の報道で、中国人の腰囲がこの20年あまりで大幅に増大していることがわかった。調査結果を発表したのは、アジア市場や中国市場に詳しいコンサル企業経営者の英国人2人。長期的に中国人の食生活や習慣の変化を観察してきた。

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「富態:腰囲が中国を変える」との著書で発表されたこれらのデータ。中国の都市部在住成人男性の平均腰囲は1985年に63.5センチだったものが、現在は76.2センチとなっており、なんと13センチも増えている。40〜50歳では82.6センチにも達している。また、女性に関しては、腰囲ではなく胸囲の推移を示した。現在、都市部在住成人女性の平均胸囲は83.53センチで、20年前の1992年より1センチ増となっている。

着々とサイズアップしている中国人の胴体。もちろんこれは中国人の肥満傾向を示しているが、その原因には大きく2つある。1つは食生活の変化。80年代初め、中国人の食卓には野菜中心の料理が並んでいた。豊かになるにつれ、動物性の栄養摂取が増えてきている。特に加工食品の摂取が増えたことは大きな問題だ。高脂肪で塩分過多、添加物に侵された食品は肥満の深刻な引き金になる。2つ目はライフスタイルの変化。自動車の普及によって移動が楽になり、またオフィスでのデスクワークが増えたことが運動不足を呼び起こしている。いずれも、経済成長の弊害といえる。(翻訳・編集/愛玉)

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