中国産野菜と果実の売れ行きが激減、有害物質の検出で―ベトナム

Record China    2012年8月21日(火) 10時23分

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18日、中国産の野菜と果物から有害物質が検出されたことで、ベトナム国内で販売高が急激に下降している。写真はベトナム。

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2012年8月18日、ベトナム最大のネットメディア・ベトナムネット(Vietnamnet)によると、中国産の野菜と果物から有害物質が検出されたことから、ベトナム国内での販売高が急激に下降している。一部の消費者は価格が高くとも国産品を買うようになっているという。環球時報が伝えた。

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首都・ホーチミンにある2カ所の中国産青果の卸売市場では、毎日30%のペースで果物の仕入れ高が減少している。国内産青果が品薄となっていることから消費者は仕方なく中国産を買っているものの、「たとえさらに価格が下がったとしても中国産は買いたくない」という消費者が増えている。

ベトナムのアナリストは中国産青果の販売不振が国産品のシェア拡大につながるとみているが、中にはそうした見方を否定する専門家もおり、農業団体の責任者は生産システムや技術的な問題からベトナムの農産物は品質が高くなく、そうしたことが最も競争力に影響していると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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