<尖閣問題>青天白日満地紅旗を勝手に持ち込んだ活動家、台湾政府は対応に苦慮―SP華字紙

Record China    2012年8月18日(土) 11時44分

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16日、香港の団体・保釣行動委員会の活動家7人が尖閣諸島の魚釣島に上陸した。その際、中華民国の青天白日旗を持っていたことが議論を呼んでいる。写真は活動家上陸を伝える中国のテレビニュース。

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2012年8月16日、香港の団体・保釣行動委員会の活動家7人が尖閣諸島の魚釣島に上陸した。その際、中華民国の青天白日満地紅旗を持っていたことが議論を呼んでいる。18日、シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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抗議船・啓豊2号に乗船していた14人は香港籍12人、マカオ籍1人、中国本土籍1人という構成。台湾籍は含まれていないが、代理で青天白日満地紅旗が持ち込まれた。台湾政府は上陸に成功するとは考えていなかったこともあり、日本や米国に台湾は無関係であるとの釈明に追われた。

台湾外交部は「香港保釣人士が我が国の国旗を持って上陸したことについて、台湾は事前に関知していなかった。なお日本が占領している我が国の領土に国旗が出現したことは我が政府の主権主張に合致している」との声明を発表している。

台湾テレビ局TVBSの世論調査によると、56%が政府の対応が弱腰だと不満を抱いている。馬英九総統は「領土について一歩たりとも譲歩しない」と発言したが、66%が信用できないと回答している。台湾の保釣人士もかつて保釣熱血青年だった馬英九の現状に失望しているという。(翻訳・編集/KT)

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