Record China 2012年8月19日(日) 0時34分
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中国の教育は詰め込み式といわれ、その教育システムの是非については長きにわたり議論されてきた。また、「論文博士」が増加しており、特に大学側と役人の癒着した名ばかりの博士号は、博士の価値を落としている。写真は山東大学の学位授与式。
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中国の教育は詰め込み式といわれ、その教育システムの是非については長きにわたり議論されてきた。自由な発想は評価されず、点数のみで決定されるために学生はひたすら問題を解く。その結果、学生たちは創造性に欠け、クリエイティブな人材が育たないと専門家は警鐘を鳴らしている。また、中国では学歴が出世に影響することから、役人の多くが博士号を取得している。なかでも、博士課程に通学せず、論文で学位を取得する「論文博士」が増加している。特に、大学側と役人の癒着した名ばかりの博士号は、学位の最高位である博士の価値を落としている。
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2012年8月14日、中国のネットユーザーは同国の博士号について、「現在中国の博士号授与数は米国を抜き、世界一となっている。しかしノーベル賞の受賞者はほとんどなく、中国人の受賞者といえば2010年にノーベル賞平和賞を受賞した劉暁波(リウ・シャオボー)氏以外記憶にない。一方英国では、100年弱の間にケンブリッジ大学の卒業生だけでも160以上のノーベル賞を受賞し、米国はここ50年で86のノーベル賞を受賞した。博士の数が多ければ良いのだろうか?いや、創造性がなければたとえ13億人すべてが博士だとしても何の意味もないのだ」と自身のマイクロブログに中国の教育に警鐘を鳴らす意見を掲載した。(翻訳・編集/内山)
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