<尖閣問題>1971年に米軍が日本に施政権を返還後に争いが激化―米メディア

Record China    2012年8月17日(金) 5時27分

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15日、米メディアは香港の活動家が尖閣諸島に上陸した事件を受け、その歴史背景を紹介した。

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2012年8月15日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版は、香港の活動家が尖閣諸島(中国名・釣魚島)に上陸した事件を受け、その歴史背景を紹介した。以下はその内容。

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尖閣諸島は第2次世界大戦後、沖縄を占領していた米軍が1971年の沖縄返還協定で日本に施政権を返還したが、その後、その無人の島々が中国本土、台湾、日本の間で争いの的となった。当初、1970年代後半からの約10年間は平静で何事もない状態が続いた。それは、当時の中国の最高指導者、トウ小平の「棚上げ論」が功を奏した形だ。

ところが、1990年代に入ると、日中間の争いがついに火を噴いた。香港の「保釣(尖閣防衛)」活動家が泳いで魚釣島に到達し、上陸しようとしたが溺死するという事件が発生、香港や中国本土で激しいナショナリズムが巻き起こったのである。そして、今回もミニブログなどで「軍を出動させろ」などの過激な意見が飛び交っている。

一方、米主要紙ワシントン・ポストの北京特派員は15日、尖閣問題についてこう報じている。「1945年に日本が投降した記念日である8月15日は日本の隣国たちを憤懣やるかたない気持ちにさせる日だ。なぜなら、日本は戦時中、隣国を占領し、残虐の限りを尽くしたからである」。(翻訳・編集/NN)

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