高速鉄道の競争力に疑問符、香港から北京・上海への運賃は飛行機より4割高い―仏メディア

Record China    2018年8月26日(日) 20時40分

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25日、仏RFIの中国語版サイトは、9月23日に開通する中国本土と香港を結ぶ高速鉄道「広深港高速鉄道」について、「香港から北京や上海への運賃はバスや飛行機に比べて4割も高く、競争力に疑問符」と報じた。写真は深セン北駅。

2018年8月25日、仏RFIの中国語版サイトは、9月23日に開通する中国本土と香港を結ぶ高速鉄道「広深港高速鉄道」について、「香港から北京や上海への運賃はバスや飛行機に比べて4割も高く、競争力に疑問符」と報じた。

記事によると、香港政府は23日、中国本土と香港を結ぶ高速鉄道「広深港高速鉄道」が9月23日に開通すると発表した。

記事は「中国本土では理由の明かされない航空管制が敷かれることも少なくなく、ダイヤが乱れがちだ。高速鉄道こそ競争力が高いとの見方もある」とした一方で、「香港から北京への片道運賃は1239香港ドル(約1万7500円)、上海へは1159香港ドル(約1万6500円)だ。だが旅行予約サイトで同条件のバスや旅客機を調べると、どちらも安ければ2000香港ドル(約2万8000円)もせず往復できる。高速鉄道はバスや旅客機より4割近くも割高な上、移動時間は旅客機の倍かかることになる」とした。

記事によると、港粤直通巴士(バス)協会の関係者は「運行当初は新鮮に感じることから高速鉄道に一部の客が流れるだろう。だがすぐに取り戻せる。45分早起きするだけで、バスなら高速鉄道の半額に近い料金で移動できる」と話している。(翻訳・編集/岡田)

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