香港の抗議船、15日午後に尖閣諸島へ到着か―香港メディア

Record China    2012年8月15日(水) 11時55分

拡大

14日、香港の衛星局・フェニックステレビによると、尖閣諸島の領有権を主張する香港の抗議船が15日にも尖閣諸島に到着する可能性が出てきた。写真は香港のビクトリア港。

(1 / 4 枚)

2012年8月14日、香港の衛星局・フェニックステレビによると、尖閣諸島の領有権を主張する香港の抗議船が15日にも尖閣諸島に到着する可能性が出てきた。南方日報の報道。

その他の写真

12日に出港した香港の民間団体「香港保釣(尖閣防衛)行動委員会」の抗議船は、燃料補給のために立ち寄った台湾の基隆港で当局に寄港を拒否された。当初は16日に尖閣上陸を目標としていたが、これにより、同地への到着も果たせない可能性が報じられていた。なお、これに合わせて出港を予定していた中国と台湾の抗議船はいずれも、当局の阻止などによって出港を断念している。香港の抗議船に対しては、梁振英香港特区行政長官が「安全に留意してほしい」といった主旨の発言をしており、抗議船の活動を事実上認めたとも解釈できるいっぽう、日本側との衝突を懸念した慎重論を唱えているとの理解もできる。

抗議船に同行しているフェニックステレビの特派記者によると、抗議船は14日に基隆港の沖合いで、台湾巡視船から必要物資の提供を受ける段取りをつけた。15日午後3時に尖閣付近に到着する予定だという。日本の海上保安庁では第11保安本部(那覇)、第10保安本部(福岡)が協力してこれに対応するよう、すでに緊急体制を敷いている。(翻訳・編集/愛玉)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携