2012年8月12日、中国の宇宙飛行士が香港中文大学を訪問したが、抗議活動に遭遇した。海外華字ニュースサイトが伝えた。

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香港中文大学を訪問したのは神舟9号で有人宇宙飛行を行った宇宙飛行士3人。うち1人が中国初の女性宇宙飛行士・劉洋（リウ・ヤン）さんだった。ところが大学に待ち構えていたのは抗議団体。「出て行け」「中国共産党は太平の世を演出するな」などのプラカードを手に「出て行け」とシュプレヒコールをあげた。

香港人に中国国民としての意識を培養する国民教育課程が社会問題化するなか、中国の宇宙飛行士も中国のプロパガンダ、「赤い洗脳」の一環とみなされ、抗議を受けた。大学では宇宙飛行士の講演会が開催されたが、出席者はみな大学が選んだ学生だったという。（翻訳・編集/KT）