<尖閣問題>中台の抗議船は合流できず、すでに出航の香港船が「単独でも続行」―米華字メディア

Record China    2012年8月14日(火) 14時30分

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13日、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する香港の民間団体「香港保釣行動委員会」の船が、予定していた中国本土と台湾の抗議船との合流が難しくなったと米華字メディアが報じた。中台当局が出航を阻止したもよう。資料写真。

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2012年8月13日、米華字メディア・多維新聞によると、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する香港の民間団体「香港保釣行動委員会」の船が、予定していた中国本土と台湾の抗議船との合流が難しくなった。中台当局が出航を阻止したもよう。

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活動家ら13人を乗せた「啓豊2号」は12日に香港を出航、14日に台湾の団体「中華保釣協会」の抗議船と合流した後、尖閣諸島に向かう予定だった。だが、台湾当局がこれを阻止したため、抗議船は出航できなくなったもよう。7月初めに尖閣沖に出没した「全家福号」も参加する予定だったという。

また、中国本土の抗議船もアモイを出航して合流する予定だったが、これも中国当局に阻止された。「啓豊2号」はすでに台湾の澎湖諸島海域に到着、水や食料が残りわずかとなったため、基隆沖の有人島、彭佳嶼で補給する予定。

香港保釣行動委員会のスポークスマン、柯華(カー・ホア)氏は13日午後、こうした状況について、「たとえ中台の抗議船が出航できなくなっても、われわれは単独で釣魚島(尖閣諸島)の主権を宣言する」と強気の姿勢を示している。(翻訳・編集/NN)

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