学位商法のお得意様になった中国人、国内の大学が米国の非正規大学と提携しているケースも―中国

Record China    2012年8月13日(月) 8時34分

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8日、米国の学位商法団体にとって中国人留学生が格好のお得意様になっている。中国の留学仲介企業や大学が米国の非正規大学と提携しているケースまであるという。写真は遼寧省瀋陽市で開催された国際教育展。

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2012年8月8日、法制晩報は米国の学位商法団体にとって中国人留学生が格好のお得意様になっていると報じた。

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今年2月、米ディキンソン州立大学で不正学位授与が発覚した。本来ならば入学資格を持たない学生を受け入れ、正規の課程を修了していない学生にも学位を授与していたという。700人超が学位を不正に取得していたが、その大半が中国人留学生だった。

ディキンソン州立大学の例は氷山の一角にすぎない。米国にはディプロマ・ミルと呼ばれる、金銭で学位を授与する非正規大学が多数存在するが、今や中国人留学生は格好のお得意様だという。中国の留学仲介業者や大学と提携することで勧誘に成功している。

こうした学位商法の問題は中国でも知られるようになっており、中国政府は海外の正規大学のリストをインターネットに公開するなど対策を講じているが、非正規大学への留学は今も続いている。社会的に海外の学位が高く評価されていること、大学入試を受けなくても高校の成績と面接だけで合格できるといった勧誘に引きつけられる例が多いという。(翻訳・編集/KT)

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