中国企業がコーエーテクモゲームス監修で制作した「新三国志」を日本向けにリリースなど

Record China    2018年8月21日(火) 8時50分

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中国企業2社が20日、コーエーテクモゲームスの監修のもとで制作した須磨与用ゲーム「新三国志」を日本市場向けにリリースした。

<日中経済・新事情>

関連用語:コーエーテクモゲームス、Hero Entertainment、TCI Entertainment Technology、ALSOK、LINE Pay、Alipay、WeChat Pay、旭化成、深セン市旭冉電子、深セン市旭然電子、オンキョー、TCL、レカム、マスターピース・グループ、富士フイルム、インタセクト・コミュニケーションズ、インサイト、百度、バイドゥ、Find Japan、サンコー

●コーエーテクモゲームス監修の「新三国志」、中国企業が制作して日本向けにリリース

Hero Entertainment(本社・北京市)ととTCI Entertainment Technology(上海市)が20日、日本市場向けにスマートフォン用ゲームの「新三国志」をリリースした。同作品はコーエーテクモゲームスの「三国志」シリーズをベースにしており、企画段階からコーエーテクモゲームスが監修した。2017年8月から中国本土、台湾、香港、マカオなどで順次公開されていた。

●ALSOKがマルチQR決済ソリューション提供、AlipayWeChat Payの利用が可能

ALSOKは20日、LINE Payおよび中国で普及するAlipayとWeChat Payでの決済が可能な「ALSOKマルチQR決済ソリューション」の提供を31日に開始すると発表した。同様のサービス提供は警備会社として初めて。

●旭化成、中国企業2社を相手に特許権侵害で提訴

 旭化成は20日、広東省深セン市のリチウムイオン二次電池用セパレーターの販売会社である深セン市旭冉電子と深セン市旭然電子を共同被告として、13日に特許権侵害訴訟を行ったと発表した。旭化成が所有するリチウムイオン二次電池用セパレーターに関する中国特許にもとづき、被告が販売する製品の中国における販売差止と損害賠償を求めた。

●TCLの新コンセプトTV、オンキョーと共同開発の音質技術を搭載

オンキヨー20日、TCL多媒体鉤科技控股(TCL Multimedia Technology Holdings)グループと進めてきたAV機器全般での音質に関する共同開発の第一弾として、TCLが16日に発表した新コンセプトTV「XESS」シリーズに音質技術が搭載されたと発表した。両社はヘッドホンやサウンドバー、ミニコンポ、さらに他のAV機器での協業を進めている。

●レカム、大連子会社が現地日系企業を買収

中小企業向けに情報通信機器の販売、設置工事、保守、インターネットサービスなどを行うレカムは20日、遼寧省大連子会社のレカムビジネスソリューションズ(大連)が、マスターピース・グループ(MPG、本社・東京都港区)の孫会社である大連傑作商務諮詢(MP大連)の持分100%を取得し、連結子会社とすることを決議したと発表した。レカムビジネスソリューションズ(大連)は顧客の業務の一部を受託するBPOで、レカムグループの中核会社。MPGは日本企業で初めて来連でオフショアコールセンターを設立。現在は中国国内向けコールセンターとして最大手のひとつに成長し、中国国外向けにも広くサービスを展開している。レカムとMPGは、MP大連が手掛けるBPOを、レカムビジネスソリューションズの下で行った方が顧客満足度を向上できると判断した。両グループはBPO事業についての戦略事業パートナーとして今後も協業する。

●富士フイルムが世界最高46倍ズームの4K対応放送用ポータブルレンズを発売、中国での展示会に出展

富士フイルムは20日、世界最高の46倍ズームの4K対応放送用ポータブルレンズ「FUJINON UA46×9.5BERD」を2019年1月に発売すると発表した。同製品は世界最広角となる9.5mmからの焦点距離をカバーする機能も持ち、北京市内で22日から25日まで開催される国際放送機器展示会「BIRTV2018」に出展される。

●百度広告・基幹代理店のインタセクト・コミュニケーションズが北海道企業のインサイトと業務提携

中華圏プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズは20日、インサイト(海道札幌市)との業務提携が決まったと発表した。越境ECやインバウンドなどで、道内企業が中国市場に挑戦するニーズに幅広く対応できる連携体制を構築する。インタセクト・コミュニケーションズは中国最大手の検索サービス「百度(バイドゥ)」の日本法人であるバイドゥと「百度広告」における基幹代理店契約を締結しており、9月6日にはバイドゥ、インサイト、インタセクト・コミュニケーションズが共同で、札幌市内で中国人観光客向けインバウンド対策セミナーを開催する。

●中国向けプロモーション・メディア事業のFind Japanが中国向けに大規模SNSイベント

FindJapanは9月7日、日本のライフスタイル・コスメ体験を中国人消費者に伝える日本最大級のSNSイベント「KOL感謝祭 Change!」を東京都内で開催します。中国の大物芸能人や、日本の情報に精通し動画配信で著名なインフルエンサー(KOL)40人が中国人消費者に向けて、微博(ウェイボー、中国版ツイッター)を通して日本商品の体験を発信する。参加するKOLは日本商品への関心が高い20代~30代の中国人女性消費者から支持されており、総フォロワー数5000万人以上という。

●サンコー、中国現地法人を設立・ECサイトを立ち上げ

生活家電やPC周辺機器商品、通信機器周辺商品の製造販売を行うサンコー(東京都千代田区)は中国現地法人の東莞山東電子科技を設立したと発表した。中国市場向けの独自インターネットショッピングサイトを設し、20日に販売を本格的に開始した。取り扱い商品は12アイテムで、毎週2アイテムを追加していく。(翻訳・編集/如月隼人

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