Record China 2012年8月7日(火) 15時54分
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6日、中国国家人口・計画生育委員会は、中国の流動人口の発展報告で、2011年の流動人口が2億3000万人近くまで増加したことを明らかにした。写真は四川省広安市の工場で働く出稼ぎ労働者。
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2012年8月6日、中国国家人口・計画生育委員会は、中国の流動人口の発展報告で、2011年の流動人口が2億3000万人近くまで増加したことを明らかにした。中国広播ネットが伝えた。
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流動人口は中国の全人口の17%に相当し、流動人口の半数を占めているのが、平均年齢28歳で、80年代に生まれた新世代の出稼ぎ労働者たちだ。出稼ぎ労働者は増加傾向にあり、家族での移住が主流となっている。出稼ぎ労働者の中心となっている若者の多くは、戸籍こそ農村だが、小さいころから都市に出ているために、農業の知識がなく、仮に都市の就業状況が芳しくなくとも、彼らのほとんどは故郷での農業の道を選択しない。
当局の報告によると、流動人口のうち30%を超える人たちが移住先に5年以上滞在し、帰省回数は年平均2回に満たないという。また、出稼ぎ労働者の婚姻に変化が起きており、旧世代の出稼ぎ労働者では50%以上が23歳までに結婚しているのに対し、新世代の出稼ぎ労働者のうち23歳までに結婚している割合は35%だった。一方で、生まれがそれぞれ違う省の男女が結婚する割合は、旧世代が4.08%に対し、1986年以降に生まれた若者では10%を超え、省を跨いでの結婚が増えている。
さらに、結婚に対する態度にも若者ならではの特徴があり、婚前妊娠は結婚者数全体の42.7%を占め、旧世代の出稼ぎ労働者より16%も多かった。そんな彼ら出稼ぎ労働者の労働時間は、週平均が54.6時間で、法定の40時間を大幅に超えているという。(翻訳・編集/内山)
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