2012年7月30日、香港紙・文匯報はこのほど、記事「英国に試練を与える五輪＝中国は好スタート」を掲載した。環球網が伝えた。

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英国経済は今、過去50年間で最も深刻な景気後退の渦中にある。2012年の成長率はわずか0．4％にとどまる見通し。マイナス成長に落ち込むぎりぎりにまで近づいた。失業率も8．4％と高水準を記録している。こうした状況下で英国政府は「倹約五輪」を選ばざるを得なかった。開会式も北京五輪のゴージャスさに比べるべくもない。ロンドン五輪開会式を演出した、映画監督のダニー・ボイル氏は「北京を超えようなどと思ったことはない」とコメントしている。

一方、破竹の快進撃を見せているのが中国。前回北京五輪では初めて金メダル獲得数国別1位を記録したが、ホームの利がない今回も勢いは止まらず、現在金メダル13個、銀メダル6個、銅メダル4個で金メダル数及び総メダル数で1位を走っている。（翻訳・編集/KT）