農村部の飲料水汚染問題に5年間で222億元を投入

Record China    2007年3月8日(木) 10時0分

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農村部の飲料水汚染問題に5年間で222億元投入、6700万人に安全水確保。しかし現実は汚染と浄化のいたちごっこ。

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2007年3月6日、公表された国民経済と社会発展計画に関する2006年度報告書および2007年度計画案によると、2001年から2005年の5年間で、中央と地方、住民による出資など合わせて222億元(3330億円)が飲料水確保のために投じられ、農村部6700万人の問題を解決した。

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2006年は2897万人の飲料水を確保し、今年も引き続き中央財政をさらに投入し、1年で3200万人に安全な水を供給する計画だ。

ところが、この問題はそう簡単に解決できるものではない。経済の発展とともに工業排水や都市部の生活汚水から出る汚染物質や農薬、化学肥料が増加の一途をたどり、農村部の水源を汚染し続けている。水利部の調べでは、基準値を上回る砒素、塩分を多く含む汽水、汚染土壌や地下水が農民に健康被害をもたらしている。

昨年打ち出した「全国農村飲料水安全プロジェクト第11次5か年計画規定」では、2006年から2010年の5年で、当初の計画である1億人から1億6千万人に引き上げ、問題解決へ本腰を入れる。

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