Record China 2007年3月7日(水) 21時34分
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全国人大代表兼北京市委書記・劉淇は北京五輪での食の安全性確保について言及し、トレーサビリティーの確立によって絶対的な安全を保証すると語った。
先日、全国人民代表大会北京団分組の審議において、全国人大代表兼北京市委書記・劉淇(リュウ・チー)はオリンピックでの食の安全性確保に関して答弁した。
答弁によれば、北京オリンピック委員会と政府の関係部門は必ず食品や衛生に関する国際基準に準拠するとし、そのためにすでにオリンピック飲食問題対策連絡グループを設置し、対策を練っているとのこと。基本として、トレーサビリティーを確立することにより、オリンピックで提供される食品はすべて安全だと保証すると断言した。トレーサビリティーとは、たとえば豚肉の場合、その豚がどこで育てられ、どこで処理されたかなど、食品の生産・物流の各段階を調べることができるシステム。
また、劉淇はオリンピックでの食品に関して注意すべき点として、添加物問題も挙げた。彼は、「添加物によって選手がドーピング検査に引っかかるようなことは絶対に避けなければならない」と強調している。その上で、北京市はオリンピック終了後にもこのシステムを活用し、食品安全の管理を新たなレベルへと引き上げることになると語った。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)
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