<ロンドン五輪>カザフスタンの重量挙げ金メダリストは「元中国人でロシア語ダメ」!―中国メディア

Record China    2012年7月30日(月) 15時35分

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29日、ロンドン五輪重量挙げの女子53キロ級で金メダルを獲得したカザフスタンのズルフィヤ・チンシャンロ選手(19)は、中国湖南省の出身だと報じられた。

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2012年7月29日、ロンドン五輪重量挙げの女子53キロ級で金メダルを獲得したカザフスタンのズルフィヤ・チンシャンロ選手(19)は、中国湖南省の出身だと報じられた。中国のスポーツサイト・騰訊体育が伝えた。

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現地時間の29日午後、ジャークで世界新の131kgを挙げ、トータル226kgという輝かしい成績で、カザフスタンの金メダル第1号となったチンシャンロ選手。記事によると、実は中国湖南省の出身で地元代表チームにも所属していた「元中国人」だった。カザフスタンに渡ったのは約7年前。その後、同国に帰化し、名前も趙常玲(ジャオ・チャンリン)から改名した。

2007年のアジア選手権で金メダルを取った際には、記者会見で満足にロシア語が話せず、かといって堂々と中国語で話すわけにもいかず、「どうしてよいか分からなかった」というチンシャンロ選手だが、今ではすっかり両国語を使い分けられるようになったという。

金メダルを獲得した直後、カザフスタンの大統領から祝福の電話を受けた。取材エリアでは中国人記者と1m以上の距離を保つという警戒ぶり。「いつも同じ質問をされるので。帰国のことは全く考えていませんから。あのまま中国にいたら、五輪出場の機会はなかったと思います」と率直に語っている。(翻訳・編集/NN)

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