Record China 2018年8月9日(木) 8時50分
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日本政府財務省は7日、天皇陛下の御在位30年を記念して発行する記念貨幣の計画を発表した。中国でも同貨幣が人気を呼ぶ可能性がある。写真は財務省が発表した1万円金貨幣の図柄。
日本政府財務省は7日、天皇陛下の御在位30年を記念して発行する記念貨幣の計画を発表した。中国では8日になり、人民網、環球網、新浪網など有力ネットメディアが次々に関連記事を発表した。中国では記念硬貨などのコレクターも多いため、在位30年の記念硬貨は中国でも人気を呼ぶ可能性がある。
財務省によると、発行するのは純金20グラムの1万円金貨幣と銅・亜鉛・ニッケルによる7.1グラムの500円貨幣。1万円金貨幣は5万枚を発行し、500円貨幣は500万枚を発行する。金貨単体の場合、税込み13万8000円で2万枚を発行する。1万円金貨幣と500円貨幣1万枚のセットは14万円で3万組を発行する。申し込み受け付け期間は11月1日から3週間程度。商品発送は平成31年(2019年)2月ごろから。
中国メディアにより発表された記事も販売価格や申し込み受け付け期間も詳しく報道しており、コレクターにとっての「実用情報」としての性格もある。
中国では各種物品のコレクション熱が高い。例えば大手ニュース/ポータルサイトの新浪網も「収蔵(コレクション)」のページを設け、美術品、美術家、古美術、切手、硬貨などの関連記事を大量に配信している。
オークションサイトを見ると、硬貨については清代や中華民国期など自国硬貨の出品が多いが、外国の硬貨もあり、昭和天皇御在位60年を記念する硬貨の3枚セット(黒箱入り)なども出品されている。
日本で天皇陛下に関連して直近に発行された記念貨幣は約10年前の御在位20年の記念貨幣だ。中国人の購買力は10年前に比べて相当に高まっており、御在位30年の記念貨幣がかなりの人気を呼ぶ可能性がある。(翻訳・編集/如月隼人)
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