Record China 2012年7月25日(水) 10時11分
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中国・北京市では豪雨の影響が未だに続いている。21日に発生した豪雨により同市全域で冠水が確認され、高速道路の一部は依然封鎖されている。房山区では1万棟以上の家屋が水に浸かり、豚の死骸や車もあたりに漂っている。写真は冠水した北京の高速道路。
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2012年7月24日、中国・北京市では豪雨の影響が未だに続いている。21日に発生した豪雨により同市全域で冠水が確認され、高速道路の一部は依然封鎖されている。被害が最も大きい同市南西部の房山区は1万棟以上の家屋が水に浸かり、豚の死骸や車もあたりに漂っている。台湾・聯合新聞ネットが伝えた。
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これだけ大きな被害を出した豪雨だが、当局は死者37人、行方不明者7人と伝えており、犠牲者数は22日の発表以来更新されていない。そのため市民は犠牲者がこんなに少ないはずがないと不信感を募らせている。房山区河北村の住民によると、すでに同村では数十人の遺体が引き揚げられ、引き取り手のいない遺体は橋に放置されているという。
また、同区竜宝峪村のネットユーザーによると、同村では少なくとも200人以上の死者が出ているそうだ。当局は死傷者数が更新されていないことについて、犠牲者の身元確認作業の関係で更新が滞っているが、確認作業が済み次第最新情報を公開するとし、政府は決して被害状況や犠牲者数を隠すことはしないと述べた。
一方で冠水により2万台あまりの車が水に浸かったが、そんな水に浸かっている車に対して警察は違法駐車の反則切符を発行していた。これに対しさすがの市民も怒りを爆発、その後北京市副市長は反則切符の撤回を発表した。(翻訳・編集/内山)
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