新たな中国人移民の急増で華僑社会に変動、ネットの発展で祖国とのつながり強く―SP紙

Record China    2012年7月25日(水) 7時19分

拡大

23日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「海外移民が倍増、世界の華人社会の構造に変化」を掲載した。この20年間、中国の海外移民の数は増加の一途をたどっている。写真は1月、米ロックビル在住の中国系住民が主催した旧正月(春節)を祝うイベント。

(1 / 8 枚)

2012年7月23日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「海外移民が倍増、世界の華人社会の構造に変化」を掲載した。

その他の写真

この20年間、中国の海外移民の数は増加の一途をたどっている。中国国務院僑務弁公室専門家諮問委員会委員、清華大学人文学院経済研究所副所長の龍登高(ロン・ダンガオ)氏は「この10年間で海外の華人華僑の状況は大きく変化した」と指摘する。

同氏の報告書「華僑の状況と華僑資本の深刻な変化と大きな発展」によると、北米在住の華人は1990年の200万人超から2010年には550万人に膨れあがった。欧州は数十万人から200万人超に。アフリカは数万人から100万人弱となっている。今後5年間は移民の動きがさらに加速するとみている。

従来とは異なり、中華人民共和国で生まれ育ち、教育を受けた新たな華人華僑が増えることで移民社会は大きく変わりつつある。またインターネットの発展に伴い、海外に移住したとしても本国と強いつながりを持ち続けることも特徴だという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携