ブラザー西安工場が日本能率協会の賞受賞、テルモ中国合弁が腹膜透析液の製造販売承認を取得など

Record China    2018年8月7日(火) 8時40分

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ブラザー工業のマシナリー事業の生産拠点である兄弟機械(西安)が、グループとして初めて日本能率協会のGOOD FACTORY賞」を受賞した。写真は兄弟機械(西安)の外観。設立は2001年8月で、工業用ミシンや工作機械を製造。3月末時点の従業員数は972人。

<日中経済・新事情>

関連企業・組織・作品:ブラザー工業、日本能率協会、ローツェ、上海睿泰生物科技、テルモ、威高集団、36Kr、GIFMAGAZINE

●ブラザー工業の西安工場が日本能率協会のGOOD FACTORY賞を受賞

ブラザー工業は6日、マシナリー事業の生産拠点である兄弟機械(西安)(所在地・陝西省西安市。ブラザー西安工場)が自社グループとして初めて日本能率協会の「2018年度(第8回)GOOD FACTORY賞」を受賞したと発表した。同賞は、日本およびアジア地域で工場の生産性向上、品質向上をはじめさまざまな体質革新活動へ取り組んでいる事例とその成果を日本製造業の範として表彰するもの。設けられている「ものづくりプロセス賞」「ものづくり人材育成貢献賞」「ものづくりCRS貢献賞」「ファクトリーマネジメント賞」のうち、ブラザー西安工場が受賞したのは「ものづくり人材育成貢献賞」。

●テルモ、中国合弁会社が腹膜透析液の製造販売承認を取得

テルモは6日、中国大手の医療機器メーカーの威高集団(ウェイガオ)のグループ会社との合弁会社である威高泰尓茂(威海)医療製品(ウェイガオテルモ、所在地・山東省威海市)が、7月に腹膜透析液の製造販売承認を取得したと発表した。ウェイガオテルモは腹膜透析液と関連製品の製造を開始し、2018年中に、ウェイガオ社が当該製品の販売を開始する予定。テルモは、ウェイガオテルモに技術・商標ライセンスの供与を行い、ウェイガオには営業ノウハウの提供などによる販売支援を行う。

●ローツェ:ライフサイエンス事業の推進のため、子会社が中国に合弁企業を設立

ローツェ(本社・広島県福山市)は6日、子会社である RORZE TECHNOLOGY TRADINGが中国におけるライフサイエンス事業の推進を目的として、上海睿泰生物科技との間で、合弁会社設立に関する契約を締結したと発表した。資本金は6371万元(約1億円)で、ローツェ側が49%を出資する。所在地は上海市で、8月内の設立を予定。

●中国の大手ベンチャー・ITメディア「36Kr Japan」の日本版が稼働開始

中国のベンチャー企業やIT情報を扱う36Krの日本版である「36Kr Japan」が5日に稼働を開始した。36Krは月間3000万PVを超え、同種のネットメディアとして中国最大手という。36Kr Japanは先端企業の技術開発、業務提携、ファイナンス状況など現地発の中国ビジネス最新情報を日本に伝えると共に、日本人向けの解説などのオリジナル記事も掲載する。初年度は月間500万PVを目指す。

●GIFMAGAZINEが日中合作アニメ作品「詩季織々」の公式チャンネルを開設

GIFMAGAZINEは4日までに、同日公開の日中合作アニメーション作品「詩季織々」の公式チャンネルを開設した。同作品の中国語名は「肆式青春」で3つの物語で構成されるオムニバス作品。「陽だまりの朝食」をイシャオシン(易小星)監督、「小さなファッションショー」を竹内良貴監督、「上海恋」をリ・ハオリン(李豪凌)監督が担当した。中国メディアは同作品の日本上映を「中国アニメの日本上陸の新たなモデル」と評した。(翻訳・編集/如月隼人

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