趙王陵から「馬車の模型」の副葬品、定説を100年早める新発見―河北省邯鄲市

Record China    2012年7月23日(月) 19時30分

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22日、中国河北省邯鄲市にある戦国時代・趙国(紀元前403年〜紀元前228年)の王の墓「趙王陵」で、木製馬車の模型の副葬品が複数発見されていたことが分かった。

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2012年7月22日、中国河北省邯鄲市にある戦国時代・趙国(紀元前403年〜紀元前228年)の王の墓「趙王陵」で、木製馬車の模型の副葬品が複数発見されていたことが分かった。中国新聞社が伝えた。

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発見されたのは木製馬車の3分の1模型。馬車の模型を副葬品にする習慣はこれまで、秦代(紀元前221年〜紀元前206年)より始まったというのが定説だったが、今回の発見はこれより約100年前から始まっていたことを示すもの。同市文物局の王興(ワン・シン)局長によると、1号墓で見つかった5つの副葬坑のうち、1号坑から13台、5号坑から4台と馬14匹の骨、2号坑、3号坑、4号坑からもわずかなかけらが発見された。

馬車の模型の副葬品は、秦の始皇帝陵で数多く発見されており、これを副葬品とする習慣が秦代から始まった重要な証拠とみなされてきた。王局長は、「今回の発見はこれを覆す重要な証拠になる」と話している。(翻訳・編集/NN)

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