お盆期間中のJAL・ANAの国際線予約状況、日本合成化学工業が内モンゴル企業と提携など

Record China    2018年8月4日(土) 10時0分

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日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は3日、それぞれお盆期間中の予約状況を発表した。写真は上海開催のアジア最大級のゲームイベント「ChinaJoy 2018」です。

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関連企業・イベント:日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、日本合成化学工業、内蒙古双欣能源化工、アシックス、MUGENUP、ChinaJoy(チャイナジョイ)

●お盆期間中の国際線予約…JALは米大陸線、ANAは中国線など好調

日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は3日、それぞれお盆期間中の予約状況を発表した。国際線について、JALは総予約数が前年比10.0%増の28万7024人で、予約率は同1.3ポイント増の90.4%とした。方面別では米大陸線・欧州線・オセアニア線・ハワイ線・グアム線の予約率が好調に推移という。予約率が高い日は、日本発が8月10日~13日、日本着は14日~15日および18~19日。ANAは国際線の予約数が前年比3.3ポイント増の30万7178人で、予約率は前年と変わらず83.8%とした。方面別では、中国線やリゾート線が好調という。予約率が高い日は、日本発が8月10日~13日、日本着は18~19日。

●日本合成化学工業が内モンゴル企業と提携

日本合成化学工業(日合成)は3日、内蒙古双欣能源化工(双欣、本社・内モンゴル自治区オルドス市)と汎用PVOH(ポリビニルアルコール)事業での提携で合意したと発表した。PVOHは温水に溶ける性質があり、接着剤や界面活性剤として利用される。日本合成化学工業の製造技術・ブランド、海外販売チャネルと双欣のコスト競争力・製造能力、中国国内販売チャネルという強みを融合し、高品質でコスト競争力のある汎用PVOH17万トンを全世界に向けて供給することを目指す。2018年度内に香港で折半出資の合弁会社を設立し、中国本土でも香港子会社が出資する形で子会社を設立する計画。

●アシックスが2020年末までに上海に中国本部を設置、市場成長を超えたシェア獲得を目指す

アシックスは3日、中期経営計画「ASICS Growth Plan (AGP)2020」の数値目標達成のためのアクションプランを発表した。重点項目の筆頭としては米国市場への注力を挙げ、「最大かつ最重要市場と認識し、これまで以上に本社機能のリソースを投入し、若いランナーの取込みを目指す」とした。次に挙げたのが中国市場への取り組みで、「迅速な意思決定を実施する中国本部を上海に設置し、市場成長を超えたシェア獲得を目指す」とした。さらに「アパレル、アクセサリーの現地企画開発機能を強化して地域のニーズに迅速に対応」「中国の大手Eリテイラーとの関係を強化し、SNSなど中国独自のデジタル環境を活用しながら成長を加速」とした。同社の2017年12月期売上高は前期比0.3%増の4001億5700万円で売上高営業利益率は4.9%。2020年の売上高5000億円以上と営業利益率7%以上を目指す。

●MUGENUP、上海開催のアジア最大級のゲームイベント「ChinaJoy 2018」に初出展。

スマートフォン向けゲームなどのアートクリエイティブ制作を手掛けるMUGENUPは3日、同日から5日まで上海で開催されるアジア最大級のゲームイベント「ChinaJoy 2018(チャイナジョイ2018)」に初めてブース出展すると発表した。「チャイナジョイ」は、中国ゲーム市場の最先端を象徴するイベントで、今回で16回目。2017年の来場者数は約34万2700人、出展社数は約900社で、会期中商談成約実績は総額4億7500万ドル(約529億円)。同社は、チャイナジョイ出展を通して中国市場で評価されるアートクリエイティブを見極める考えだ。(翻訳・編集/如月隼人

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