Record China 2018年8月3日(金) 18時20分
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3日、ソウル中央地裁が韓国のロボットアニメ「テコンV」について、「日本のキャラクターの模倣には当たらない」との判断を示したことが、中国でも伝えられた。写真はテコンV。
2018年8月3日、ソウル中央地裁が韓国のロボットアニメ「テコンV」について、「日本のキャラクターの模倣には当たらない」との判断を示したことが、中国でも伝えられた。
「テコンV」は、かねてより日本のアニメキャラクター「マジンガーZ」のデザインの盗作ではないかとうわさされてきた。このほど、株式会社ロボット・テコンVは、テコンVに似た玩具を販売した業者を相手取り、著作権侵害で訴訟を起こした。業者側は「テコンVは日本のマジンガーZを模倣したものであり、著作権法で保護される創作物には当たらない」と主張していた。
ソウル地裁は判決で、「テコンVとマジンガーZには外見上、明らかな違いがある」「韓国の国技であるテコンドーをテーマにしており、日本文化に基づいて作られたマジンガーZなどとは特徴が異なる」などと指摘。業者が販売した製品について、「消費者の多くがテコンVと認識しており、著作権侵害に当たる」として、被告に4000万ウォン(約400万円)の支払いを命じた。
中国では、新浪新聞の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウント・微天下が、3日に写真付きで伝えた。中国のネットユーザーからは、「そっくりだ」「ほぼ同じなのによくパクってないと言えるな」「これはマジンガーZへの侮辱」など、テコンVはマジンガーZの盗作に当たるという声や、「面の皮が厚いな」「韓国は中国の伝統的な祝日までも奪おうとした」と韓国を批判する声が見られた。
また、自国が「パクリ大国」などと揶揄(やゆ)されることもあり、「これに関しては、私たちはとやかく言えない」「こんなのせいぜい『参考』程度だろう。どこかの国(中国)は直視できないレベル」「似過ぎでしょ。でも、私たちも笑えないな。韓国は日本からパクり、中国は日韓からパクる」といった意見も。さらに、日本で2002年から放送された「電光超特急ヒカリアン」と酷似していると話題になった中国アニメ「高鉄侠」を引き合いに出すコメントも多く、「(テコンVのパクリの程度は)中国の『高鉄侠』ほどじゃないな」といった意見が並んでいる。(翻訳・編集/北田)
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