The World Video 2018年8月3日(金) 19時50分
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2日、韓国・SBSによると、韓国・慶尚南道昌原で不法滞在者の取り締まりをしていた法務部出入国取り締まり班の職員らが、外国人留学生に集団で暴行を加え、物議を醸している。市民団体は「過剰対応」と主張し、警察に告訴状を提出した。
2018年8月2日、韓国・SBSによると、韓国・慶尚南道昌原で不法滞在者の取り締まりをしていた法務部出入国取り締まり班の職員らが、外国人留学生に集団で暴行を加え、物議を醸している。市民団体は「過剰対応」と主張し、警察に告訴状を提出した。
公開された現場の映像には、慶尚南道の咸安にある工事現場で、私服の職員らが1人の男性を取り囲み、足をかけて倒したり、踏みつけたりする様子が映っている。映像の男性は24歳のウズベキスタン人で、今年3月から京畿道の大学院に留学しており、夏休み期間に学費を稼ぐため同工場でアルバイトしていたという。男性は職員らに連行され、5日間拘禁された後に釈放された。
これに対し、一部からは「職員らが留学生を不法滞在者と誤解し、集団で暴行を加えた」と批判する声が相次いだ。すると同部は「外国人留学生の身分だが、事前の許可なく不法就労したため摘発した。5日間の拘禁も強制退去対象者として合法的に行われた」と釈明する資料を発表した。暴行については「留学生が抵抗し、逃走を図ったため仕方なかった」と主張した。
しかし、市民団体は「職員らが適法な手続きと人権保護の準則に違反した」と主張し、警察に告訴状を提出した。市民団体によると、留学生は「休憩中に(班員らに)突然手をつかまれた。言葉も分からず、公務員であることも分からなかった。誘拐されると思った」と話しているという。
同部は職員らの行為が「過剰制圧行為」に当たるかどうか、調査する方針という。
この映像に、韓国のネットユーザーからは「外国の取り締まりはもっと過激。今回の行為は全く問題にならない」「適法だ。不法滞在者の取り締まりをもっと強化するべき。今のやり方は甘過ぎる」「取締班は暴力団なの?」「彼は不法滞在者ではなかった点が問題。拘留は適法だけど、暴行はよくない」「集団暴行が適法だって?韓国が後退していく」など、賛否両論の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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