Record China 2012年7月18日(水) 21時53分
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中国と日本は現在領土問題において非常に不安定な状態といえる。それを現すかのように、東京都の尖閣諸島購入計画に対し「日中関係に重大な危機をもたらす」と批判した丹羽宇一郎駐中国大使は、7月15日に一時帰国することとなった。写真は日本に訪れる中国人観光客。
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2012年7月15日、領土問題において日中関係がいっそう不穏になる中、丹羽宇一郎駐中国大使が一時帰国することとなった。丹羽大使は、東京都による尖閣諸島購入計画に対し「日中関係に重大な危機をもたらす」と批判していた経緯がある。外務省は丹羽大使の帰国について、「中国に抗議するための“大使召喚”ではない」としているが、外交慣例上、大使の「一時帰国」は対抗措置の一つとして用いられている。
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16日、中国のあるネットユーザーは、簡易投稿サイトで以下のような意見を発表した。「16日の朝、日本の駐中国大使が帰国したのは、召喚ではなくあくまで臨時の用件によるものだとの報道を見た。日本への旅行を計画していた私にとっては寝耳に水の事態。両国関係が悪化すれば、旅行が台無しになるのでは?と心配している。友人たちはお土産を楽しみにしているだろうし、私自身も観光を満喫したい。おそらく、旅行の中止を願っているのは、私の母親だけだろう。彼女は私の事を浪費家だと思っているからだ」と綴っている。
外交問題よりもプライベートの問題に心を砕くこの心理、中国の民間ではこれが多勢を占めるものなのだろうか?(翻訳・編集/内山)
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