早く付加価値税還付金を払って!西・仏両国税関にたらい回しの中国人旅行客が悲鳴―中国メディア

Record China    2012年7月19日(木) 9時6分

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2012年7月、中国新聞網は、スペインとフランスで付加価値税(VAT)の還付を申告した中国人観光客がたらい回しされ、3カ月以上が過ぎた今もお金を返してもらっていないと報じた。写真は独ミュンヘン空港。

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2012年7月、中国新聞網は、スペインとフランスで付加価値税(VAT)の還付を申告した中国人観光客がたらい回しされ、3カ月以上が過ぎた今もお金を返してもらっていないと報じた。

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欧州連合(EU)は付加価値税を導入しているが、現地に居住していない旅行客は還付を申請することができる。中国人旅行客・王さん(仮名)もその恩恵にあずかろうとした一人。今年3月、欧州旅行にでかけた王さんは最初の訪問地バルセロナで時計やらバッグやらしこたま買い込んだ。

第二の訪問地フランスに移動する前にスペインの税関で還付を申請しようとしたところ、「EUから出国する最後の国でまとめて申請してください」と告げられた。王さんは素直に従い、フランス旅行を終えて中国に帰国する前に還付を申請したが、そこでトラブルが起きた。フランスの税関が「購入した国で申請するべき」と言ってきたのだ。

仕方なく王さんは書類をスペインに住む友人に送り代理で申請してもらったが、3カ月以上が過ぎた今も何の進展もないという。欧州事情に詳しい旅行業界関係者によると、EU圏内で買い物した付加価値税の還付は最後にまとめて申請するやり方で正しいと話している。(翻訳・編集/KT)

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