台湾食品大手、最大の中国工場で大火災、出火原因いまだ不明―湖南省長沙市

Record China    2012年7月17日(火) 18時51分

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16日、台湾系の大手食品メーカー・旺旺グループが中国に設けている最大の生産拠点で火災が発生した。湖南省長沙市の同社工場は一面が火の海に包まれたという。死傷者は出ておらず、出火原因は不明。

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2012年7月16日、台湾系の大手食品メーカー・旺旺グループが中国に設けている最大の生産拠点で火災が発生した。湖南省長沙市の同社工場は一面が火の海に包まれたという。第一財経日報の報道。

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旺旺グループは米菓や麺類を展開し、“米龍”との呼び名がつくほどに成功を収めている大手メーカー。中国本土でも大きな市場シェアを擁している。16日夕方、その主要生産拠点が“火龍”と化した。

火災発生時にはまだ従業員が敷地内におり、隣接するプラスチック包装材工場とその溶剤を収めた倉庫にも延焼が懸念された。出火3時間後、およそ1500平米を焼いてほぼ消火するに至り、死傷者を出さずに済んでいる。出火原因はまだわかっていない。

出火した午後5時30分はまだ営業時間内。しかし、多くの従業員が食事に出たため、惨劇を免れたと見られる。近隣の人々の談話では、天まで届くような火柱が上がり、一面が黒煙に包まれたというが、具体的な出火場所や出火原因についてはまだ見解が一致していない。一部では漏電が引き起こした火災とも考えられている。

同工場は2011年、13億6000万元(約168億5000万円)分の製品を生産した。工場を運営しているのは旺旺グループの子会社・湖南旺旺食品有限公司。1992年に設立した、地元企業の湖南華湘進出口グループとの合弁企業で、旺旺グループにとっては中国本土進出の初のプロジェクトだった。(翻訳・編集/愛玉)

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