近年最大規模の中国漁船団が南沙諸島に到着、新たな漁場の開拓へ―中国紙

Record China    2012年7月16日(月) 20時18分

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15日、新華社通信によると、海南省三亜市を12日に出発した30隻の漁船団が、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島にある永暑礁(ファイリィ・クロス礁)付近の海域に到着した。写真は12日、三亜市の港を出港した漁船団。

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2012年7月15日、中国国営新華社通信によると、海南省三亜市を12日に出発した30隻の漁船団が、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島にある永暑礁(ファイリィ・クロス礁)付近の海域に到着した。

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15日から同海域で5〜10日間にわたり、操業する予定。中国最新鋭の漁業監視船「漁政310」が誘導した。海南省から南シナ海に送り込まれた漁船団としては、近年最大規模となる。30隻のうちの1隻は3000t級の補給船。29隻のうち、9割以上は初めての南シナ海行きとなった。新たな漁場の開拓が目的だという。

南沙諸島をめぐっては、中国、ベトナム、フィリピンが領有権を争っているが、中国政府は先月21日、同諸島など3諸島に新たな地方自治体・三沙市を設立することを表明し、両国の反発を招いたばかり。(翻訳・編集/NN)

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