<南シナ海>中国海軍がイタリアの設計思想を導入、重砲フリゲート艦を整備か―韓国メディア

Record China    2012年7月16日(月) 12時4分

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13日、韓国軍事サイト・高麗海軍フォーラムは、南シナ海問題をにらみ中国海軍は重砲フリゲート艦を整備する可能性を指摘した。近距離ににらみ合うケースが予想される南シナ海問題では大型砲が効果を発揮すると分析している。写真は南沙諸島の華陽礁。

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2012年7月13日、韓国軍事サイト・高麗海軍フォーラムは、南シナ海問題をにらみ中国海軍が重砲フリゲート艦を整備する可能性を指摘した。中安在線が伝えた。

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ベネズエラ海軍はルポ級ミサイルフリゲート艦を6隻保有している。同艦はイタリア製だが、これまでロシアが受注していたアップグレード作業を中国が請け負う可能性が浮上しているという。ルポ級の特徴は3000トンに満たない小さな船体に127ミリ速射砲を積んでいること。東南アジア各国のフリゲート艦は76ミリ砲が主力。そればかりか、火力重視の中国、ロシアの艦艇を上回る攻撃力だ。

ルポ級改修作業を通じて中国は自国のフリゲート艦の「重砲化」を推進する可能性がある。「重砲化」は世界のトレンドから反したものだが、相手国艦船と近距離でにらみ合うことになる南シナ海での対立では大きな力を発揮する。

また「重砲化」実現のためには砲塔装置や対艦ミサイルの小型化が必要になるが、その技術は大型艦船にも応用できる。中国人民解放軍が正しい判断力を持っていれば、「重砲化」の道を選択するのは間違いない。(翻訳・編集/KT)

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