軍事、経済、普遍的理念……多面的な戦略で中国を包囲する米国外交―米華字メディア

Record China    2012年7月15日(日) 5時34分

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10日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「クリントン米国務長官、アジアへの回帰を分析=中国けん制ではなく民主主義推進が目的」を掲載した。写真は2010年、北京市を訪問したクリントン長官。

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2012年7月10日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「クリントン米国務長官、アジアへの回帰を分析=中国けん制ではなく民主主義推進が目的」を掲載した。

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8日から17日にかけ、クリントン米国務長官はアジア各国を歴訪している。そのキーワードは米国の新たな外交戦略「アジアへの帰還」だ。モンゴルを訪問したクリントン長官は「アジアへの帰還」戦略には安全保障、経済、そして普遍的価値という三つの異なる層があると説明している。

「アジアへの帰還」戦略は中国に対する軍事的なけん制とみる向きも多いが、クリントン国務長官は経済、そして人権問題や民主主義の推進などの普遍的価値にも力を入れることで、多面的な戦略を構築している。

またクリントン長官はモンゴルの民主主義の成功を称賛し、民主主義が欧米特有の概念ではないことを証明したと発言した。暗に中国を批判したともとられているこの発言を見ても、軍事面だけではなく、経済と普遍的価値をめぐる米国の戦術が中国に迫っていることがよく分かる。(翻訳・編集/KT)

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